システム設計論

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システム設計論


システム設計論


著者: 布広永示
出版社: コロナ社
サイズ: 単行本
ページ数: 202p
発行年月: 2007年10月

概要



目次

1 情報システムとその設計思想の変遷
2 クライアント/サーバシステム
3 システム設計・構築
4 インフラ設計
5 システム分析設計技法
6 アプリケーション設計・構築
7 データベース設計・構築
8 システム運用設計・運用管理
9 データ記述・表現とWebサービス
10 トランザクション処理


memo

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[2009/1/28(水) 5:16] :P.202/202
   ⇒ACID(原子性:atomicity、一貫性:consistency、分離性:isolation、持続性:durability)特性:トランザクション処理においてアプリケーションに要求される特性。P.163
    ⇒原子性:インターネットで商品を購入する取引処理において、購入者の現金口座から購入代金を引き落とす処理、購入した商品をを発送するしょりがあり、これらの処理が一つでも失敗した場合、取引処理の全体をキャンセルしなければならない。
    ⇒一貫性:A銀行からお金を引き出して、B銀行に振り込む処理を一つのトランザクションとした場合、このトランザクションの実行処理にかかわらず、引き出したお金と振り込んだお金は一致しなければならない。
    ⇒分離性:インターネットで商品を購入する取引処理を行っている最中に、別のトランザクションの影響があってはならない。
    ⇒持続性:お金の引き出し処理と振り込み処理が完了したら、その完了時の結果が障害などによって影響を受けてはならない。
   ⇒2相コミットメント:分散されたデータベースを更新する(分散トランザクション)場合には、対象とするすべてのテーブルを一斉に更新する機能が必要である。この制御機能のことを2相コミットメントと呼ぶ。P.168
   ⇒ロールバック、ロールフォワード、チェックポイント(バックアップ)、コミット、障害発生。P.170
   ⇒排他制御。P.171
    ⇒共有ロック:参照のみ
    ⇒占有ロック:更新の場合
   ⇒システム性能評価尺度。P.176
    ⇒MIPS(MillionInstrucuturePerSecond):1秒間に実行可能な命令数を百万単位で表したもの。
    ⇒FLOPS(FloatingOperationsPerSecond):1秒間に実行可能な浮動小数点演算命令の回数。
    ⇒スループット:与えられた時間内にシステムが処理できる仕事量。
     ⇒バッチ処理:ジョブ数
     ⇒オンライン処理:トランザクション数
      ⇒TPS(TransactionPerSecond):1秒間当たりの平均トランザクション件数:オンラインシステムの処理能力を表す尺度。
    ⇒ターンアラウンドタイム:バッチ処理。
    ⇒レスポンスタイム:オンライン処理。
   ⇒LoadBalancing:負荷分散。
   ⇒クラスタリング:複数のサーバを相互に接続して1台の仮想サーバであるようにみせる技術。
   ⇒RASIS(信頼性:reliability、可用性:avalavility、保守性:servicea-bility、統合性:integrity、機密性:security)。P.181
   ⇒稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)。
    ⇒MTTR(MeanTimeToRepair):平均修理時間。:総稼働時間÷故障回数。P.182
    ⇒MTBF(MeanTimeBetweenFailures):平均故障時間間隔。:総不能働時間÷故障回数。P.181
   ⇒高信頼システム構成。P.183
    ⇒デュプレックスシステム。
    ⇒デュアルシステム。
     ⇒フェイルセーフ
    ⇒フォールトトレラントシステム。
    ⇒マルチプロセッサシステム。
     ⇒フェイルソフト
    ⇒クラスタリング。
    ⇒ホットスタンバイ⇔コールドスタンバイ。
    ⇒フェイルオーバー:サーバー群のうち、何れかのサーバーに障害が発生した場合、残りのサーバーに処理を分担して処理やデータを引き継ぐ機能。
     ⇒ロードバランサがサーバー群を監視して調整する。
    ⇒ホットスタンバイ:主系、待機系二台のロードバランサが相互監視して片方がダウンしたときにもう一方が即座に引き継ぐ。
    ⇒冗長化(多重化)。
(!!!)  ⇒参考文献 P.191〜P.194:【このページのコピーをとって図書館で借りて読破するとプロマネ午前試験対策になりそう。】
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[2009/1/27(火) 5:30] :P.150/202
   ⇒EAI(EnterpriseApplicationIntegration):企業内システム統合。P.151
   ⇒Webサービス:WebアプリケーションA(サービスリクエスタ)がWebアプリケーションB(サービスプロバイダ)を人手を介さずに呼び出す仕組でこの場合、呼び出されるBをWebサービスという。P.152
   ⇒SOAP(SimpleObjectAccessProtocol):XML形式のメッセージを含むエンベロープ(封筒)の形式とそのやり取りの方法を規定する仕様。P.153
    下位のプロトコルとしてHTTPやSMTPなど任意のプロトコルを使用できるが、現状ではHTTPが最も広く利用されている。
    ⇒OSやプログラム言語に依存しない環境において相互運用性を実現可能。
    ⇒Webサービスのプロトコル。
     ⇒この他に、既存のメッセジングプロトコルやIIOP(InternetInter-ORB Protocol)がある。
      ⇒IIOP:分散オブジェクト技術の規格の一つであるCORBAに準拠して定められた、異なるORB間でメッセージを交換するプロトコル。
       ⇒CORBA(Common Object Request Broker Architecture):コルバ:OMGが定めた分散オブジェクト技術の仕様。異機種分散環境上のオブジェクト(プログラム部品)間でメッセージを交換するためのソフトウェア(ORBと呼ばれる)の仕様を定めている。具体的には、ORBの基本構造や、プログラミング言語からORBを利用する際の手順、異なるORB間で相互にメッセージを交換する際の規定などを定めている。
       ⇒オブジェクト指向分析・設計の基本:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20070419/268987/?cd=ad&M=it&KW=100639
       ⇒OMG(Object Management Group):オブジェクト指向技術の標準化、普及をすすめるため、1989年に設立された業界団体。オブジェクトと呼ばれるソフトウェア部品をネットワーク上に分散配置し、ハードウェアやOS、プログラミング言語の違いに関係なく、相互にデータや処理要求を交換するための基盤となるソフトウェア(ORBと呼ばれる)の共通仕様「CORBA」を策定し、普及をはかっている。
   ⇒WSDL(WebServicesDescriptionLanguage):その(Web)サービスがどのようなインターフェースで、どのようなプロトコルで提供されているのかの情報を記述するための言語。P.155
   ⇒UDDI(UniversalDescriptionDiscovery and Integration):Webサービスにおけるサービス検索の代表的な仕様。P.156
   ⇒アグリゲータ(仲介サーバ):Webサービスのビジネスモデルのパターンとしてコラボレーション型の場合、各サービス提供者の仲介をするためのサーバ。P.160
    ⇒例えば、旅行ポータルサイトで飛行機、ホテル、レンタカーを同時に予約するパターンなど。
   ⇒BPEL(BusinessProcessExecutionLanguageForWebSernices):ビジネスプロセスを記述する言語。P.161
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[2009/1/26(月) 5:40] :P.138/202
   ⇒レグレッションテスト(後退、回帰テスト):ソフトウェア保守のため変更した際、ほかの部分に影響がないか確認するための試験。P.129
   ⇒ISO2701:情報セキュリティマネジメントシステムの世界標準。P.138
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[2009/1/25(日) 7:35] :P.125/202
   ⇒DBMSの3層スキーマ構造:ANSI規格。P.110
    [AP]
    @外部スキーマ(external schema):APからみえるデータ項目を定義(論理的側面)
    A概念スキーマ(concept schema):データ構造を記述するためのデータ理論情報を定義
    B内部スキーマ(internal schema):データをディスク上に配置するための物理特性情報を定義(物理的側面)
    [DB]
   ⇒DOA(DataOrientedApproch):データ中心アプローチ。P.112
    業務プロセスから得られるデータ資源に着目し、実際の業務において、
    どのような情報がどのようにやり取りされているかに関するデータの分析や設計技法を薦める方法。
   ⇒データモデル。P.113
    ⇒概念データモデル:ERモデル。現実社会におけるエンティティとエンティティを概念的に関連付けるもの。
    ⇒理論データモデル:SQL(StractureQueriyLanguage)、DDL(DeataDefinitionLanguage)、DML(DataManipulationLanguage)。
    ⇒物理データモデル:DSDL(DataStrageDefinitionLanguage)。
   ⇒カーディナリティ:エンティティ(実態[名詞])同士が何体何で結びついている(リレーション[動詞])のかを考える。P.117
    ⇒1:1(従業員:従業員番号)、1:n(会社:従業員)、n:1(従業員:会社)、m:n(製品:顧客)の4つある。
   ⇒データの正規化。P.120
    ⇒エンティティーとデータの関連を分析し、データの冗長性(重複)をなくして、整合性を図ること。
    @第1正規化:繰り返し項目を独立させる。
    A第2正規化:繰り返し項目を連結キー及びもとの識別キーに従属するデータ項目に分離して独立させる。
    B第3正規化:データ項目で新たに識別キーになるものを見つけ、それに従属させるデータ項目を分離に分離して独立させる。
     識別キー以外の列が相互に依存関係を持たないように正規化したもの。
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[2009/1/24(土) 7:33] :P. 64/202
   ⇒ピンボック定義:プロジェクトは、独自のサービスや創造をするために実施される有期性の業務。P.49
   ⇒リエンジニアリング。P.52
    ⇒リバースエンジニアリング:対象となるシステムの変更や再利用のために、対象システムを分析し、有用な設計情報を抽出する技術。
    ⇒リストラクチャリング:対象システムの外部仕様を変更することなく、内部の構造を変更すること(非構造化プログラムの構造化や、非正規化DBの正規化など)である。
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[2009/1/23(金) 5:34] :P. 64/202
   ⇒ピンボック定義:プロジェクトは、独自のサービスや創造をするために実施される有期性の業務。P.49
   ⇒リエンジニアリング。P.52
    ⇒リバースエンジニアリング:対象となるシステムの変更や再利用のために、対象システムを分析し、有用な設計情報を抽出する技術。
    ⇒リストラクチャリング:対象システムの外部仕様を変更することなく、内部の構造を変更すること(非構造化プログラムの構造化や、非正規化DBの正規化など)である。
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[2009/1/22(木) 5:45] :P. 46/202
   ⇒外部設計【基本設計】、内部設計【詳細設計】。P.46
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[2009/1/21(水) 5:39] :P. 39/202
   ⇒3階層型C/Sシステム。P.26
    @第1層(プレゼンテーション層):クライアント側のGUI。
    A第2層(ファンクション層) :サーバー側のアプリケーションを実行するAPサーバー。
    B第3層(データベース層)  :データベースを管理する。
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[2009/1/20(火) 5:45] :P. 22/202
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[2009/1/19(月) 5:41] :P. 16/202
   ⇒集中処理システム>分散システム>CSシステム>Web化。P.前書きA
   ⇒OLTP(OnlineTransactionProssess)システム>CSシステム>Webシステム:。P.2
   ⇒ムーア(Intel元会長)の法則:半導体に集積されるトランジスタの数はプロセッサ世代(およそ24ヶ月)ごとに倍増する。P.6
    ⇒コンピュータの急激かつ持続的な性能向上と小型化低価格化を示す法則。
   ⇒ウォータフォールモデル>プロトタイピングモデル>スパイラルモデル。P.12



関連項目



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