「技術者力」を鍛える

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「技術者力」を鍛える


「技術者力」を鍛える


著者: 水島温夫
出版社: PHP研究所
サイズ: 単行本
ページ数: 240p
発行年月: 2007年08月

概要



目次

第1部 「使命」を知る(「消耗戦」が日本企業の主戦場/「合わせる!」ことは日本人のDNA/イノベーションの担い手は企業内技術者/「集団=塊力」で勝ち残る/「試行力=昆虫行動型パターン」で現状突破する)/

第2部 「決意」を固める(「超」のこだわりで勝負する/「標準化」できないSOTA技術を開発する/勝つためのイノベーション七つのツボ/顧客価値を実現する技術体系をつくる)/

第3部 「技術者力」を鍛える(企業を革新するタフな人材を育てる/イノベーションの「見える化」でやる気をアップさせる/日本で鍛えて海外で儲ける思考を頭にたたきこむ)


memo

2010/05/31 240 ・読み終わりました。
・日々の糧を稼ぐオペレーション中心のマネジメントから、技術者たちが率先してイノベーション活動を会社に「見える」ようにしなければならない。
・イノベーションはオペレーションと異なり経営のまな板にのりにくい。
・今日の利益を確保するオペレーション、明日、明後日の利益を確保するイノベーション(革新と創造の芽)。
・オペレーションの管理はグローバルスタンダードでアメリカ式が標準になっているので良いが、イノベーションのマネジメントは教科書に載っていない。自社で独自につくって、浸透させないと消耗戦の中で戦い続けることはできない。
・3Mは15%、グーグルは20%のルール(技術者たちの時間のn%は新製品や新事業の企画や情報収集にあてなさい)
・場、サークル、チーム、グループの四位一体

2010/05/30 212 ここまでよみました

2010/05/20 141 ここまでよみました

2010/05/16 87 ここまでよみました
・[日本発展の四つの塊サイクル(創業期は四位一体で発展する)]
@場(時間と空間を共有(異種交流会、喫煙室))>出会い、きっかけ、テーマ
↓バトンタッチ
Aサークル(価値観、テーマを共有(新事業開発サークル))>明確な目標、青写真、事業コンセプト
↓バトンタッチ
Bチーム(明確な目標や青写真を共有(事業化、開発プロジェクト))>事業の具体化、事業システム
↓バトンタッチ
Cグループ(運命共同体意識(事業部、研究室))>組織の存続、オペレーション
・企業が成長し拡大してくると当初の四位一体が変質してくる。部署や事業部といったグループの管理の枠組みとしてきめ細かなマネジメントが進められる。部署ごとのノルマ達成と業務の効率化がその中心。
 業務の効率性を追求する結果、創業期にあった余裕や無駄が職場から消えていく。目的がはっきりしていない場やサークルは取り除かれる。確かに既存業務の効率化は進むが、代償として次の製品やサービスとの出会いのキッカケが失われ、結果として、横並びの製品開発、サービス開発に陥っている企業も多い。社内のイノベーションがやせ細り、多くの企業の経営陣は事業展開について「既存の事業で3年先までは読めるが、その先は全く見えない」といっている。

2010/05/15 72 ここまでよみました

2010-05-14 55 ここまでよみました
・フィロソフィー:哲学
・タイタニックジョーク(氷山の海に飛び込ませる船長の説得法)イギリス−名誉、アメリカ−英雄、ドイツ−ルール、日本−皆が飛び込んでいる。
・陳情の文化:陳情とは,公の機関に対し一定の事項について,その実情を訴え、適切な措置を要望する事実上の行為をいいます。
・ニ族:相手に合わせる族(日本):陳情の文化、擦り合わせ型のもの作り(粘土細工)
・ヲ族:相手を合わせる族(アメリカ、中国、ヨーロッパ):交渉の文化、組み合わせ型のもの作り(一発勝負)

2010-05-13 35 ここまでよみました



関連項目



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